200年企業へ —笠盛人の日第41回 OJT、の5

次は、各班でグループディスカッションをしてもらいました。もちろん、みんながOJTの失敗例から学んだことを基礎にしてのディスカッションです。そして、各班でOJTをうまく進めるにはどうしたらいいかのアイデアをまとめてもらうのが狙いです。

ディスカッションを実りあるものにするため、全員にグループディスかション用メモを配りました。

  • どうやって教えるのが正しいのか?
  • どうやって学ぶのが正しいのか?
  • どうやってサポートするのが正しいのか?

の3点について、話し合いながら気がついたこと、重要だと思ったことを記入し、それぞれの班のアイデアをまとめる材料にしてもらうためです。

まず、そのメモに書かれた内容をご紹介します。

【1班】

  • どうやって教えるのが正しいのか?

・AはBの性格を理解する。
・所長……
・役割を分担するのが良かった?
・感情的にならない。
・複数人で教える。
・他の人にも教えるのに協力してもらう。
・上司に相談する

  • どうやって学ぶのが正しいのか?

・おどおどしない。
・気を使い過ぎない
・憶える覚悟を持つ

  • どうやってサポートするのが正しいのか?

・マニュアル化。
・Aさんのキャパのなさに周りが早く気付くべき。
・Aさんの教え方の下手さに周りが早く気付くべき。
・教える人を一人に絞らないで、複数人で行う。
・相談相手になる

【2班】

  • どうやって教えるのが正しいのか?

・周りに頼る
・共通認識を持つ
・相手のことを考える
・コミュニケーションを取
・教えるのは難しいことだと理解する。
・周りを巻き込んで教える
・感情的にならない。
・自分本位にならない。
・相手を見て教える
・教え方。
・相手本位。
・責任者への報連相。

  • どうやって学ぶのが正しいのか?

・気にし過ぎない。
・自分で勉強。
・会社外の人への相談。
・分からないことを具体的に伝える。
・周りにも目を向けて視野を広く持つ。
・分からないことは聞く前に調べてみる。
・分からないことを明確にする。
・自分ができることを考える。
・所長に相談する。
・自分ができないところを押し出す。

  • どうやってサポートするのが正しいのか?

・新人が来る前に準備をする。
・得手不得手を把握する。
・分担する。
・教える余裕を与える。
・何ができるかできないかを教える。
・振り返りをする。
・面接の時点でBさんの力量を見る。
・業務の分担。
・定期的な進捗状況の把握
・仕事量の把握。

【3班】

  • どうやって教えるのが正しいのか?

・相手の良いところを見つけながらフォロー。
・いろいろな人がいるということを認める。
・慣れることを最優先にする。
・コミュニケーションを取る。
・教える態勢を整える。
・第三者を入れたミーティング
・成長速度を見極めてできたことを褒める。
・Bさんにできることを聞く。
・日々の声掛け、個人面談。
・理解度の確認。
・寄り添ってあげる。
・Aさん、Bさん、所長で良く話しあう。

  • どうやって学ぶのが正しいのか?

・アンテナをはる。
・キャリアに自信を持つ。
・学ぶ態度をとる。
・部所全体で話し合う。
・話を聞く。

  • どうやってサポートするのが正しいのか?

・コミュニケーションをよくとる。

【4班】

  • どうやって教えるのが正しいのか?

・優しく、分かりやすく教える。
・相手に合わせて教える。
・良いところを褒めてから失敗したところを指摘する。
・苦手な部分は得意な人に頼る。
・教え方の改善。
・相手ができないことを前提にして教える。
・Bさんのよさを褒め、失敗したところは話し合いで改善を目指す。
・OJTと自分の業務の優先順位を決める。
・初心に戻って、できないことが当たり前と考える。

  • どうやって学ぶのが正しいのか?

・早くから周りに相談する。
・分からないところは自分が理解できるように質問する。
・前職で学んだことをいまの仕事に置き換えてみる。
・「私」にも相談。もっと早くからいろいろな人に相談する。
・分からないところを曖昧にしない。
・強い意志を持つ。
・Bさんは悪くない。
・理解していないことをはっきり伝える。
・労働基準監督署に訴える。

  • どうやってサポートするのが正しいのか?

・解決策をAさんや所長に伝える。
・Bさんの話をしっかり聞く。
・コミュニケーション、情報把握に力を入れる。
・事務の一人として、公平な立場でアドバイスする。
・所長は指導内容を把握する。
・Aさんに、どうして欲しいのかをしっかり伝える。
・人間関係をしっかり把握する。
・話し合い。
・解決しようとする姿勢。

【5班】

  • どうやって教えるのが正しいのか?

・Bさんを成長させるという自分の役割を把握する。
・相手のペースに合わせる。
・AさんとBさんの目標を設定する。
・即戦力扱いしない。
・教える側であることを自覚する。
・威圧的な態度は取らない。
・相手も自分と同じだと思わない。

  • どうやって学ぶのが正しいのか?

・1人の人に教えてもらうのではなく、いろんな人に助けてもらう。
・克服するという姿勢を見せる。
・教えてもらう時間をいただいているという感謝の気持ちを持つ。
・確実に1つずつ覚える努力をする。
・わからない、で片づけず、聞き方を変ええる。
・自分の立場を利用する
・相手への敬意、感謝を伝える。

  • どうやってサポートするのが正しいのか?

・BさんがAさんにアドバイスする。
・仕事を分担する。
・所長は適切なタイミングでAさんにアドバイスする。
・陰口に同調しない。
・所長は担当に仕事を丸投げせず、全体を見る。
・現状把握をしながら進める。
・OJTについての共通認識を育てる。
・他の人を巻き込む。
・相手本位で考える。
・Aさんと「私」でOJTを分担する。
・所長を上手く巻き込む。

以上が、ディスカッションをしながらみんながとったメモの主なものです。さて、これからどんなOJT改善案が生まれるのでしょう。それは次回で。

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)