200年企業へ —笠盛人の日第47回
四半期PDCA、の1

こんにちは、片倉洋一です。今日のテーマは「四半期PDCA」です。

私たちはこれまで複数回に渡ってPDCAサイクルを学んできました。P(Plan=計画)、D(Do=実行)、C(Check=検証)、A(Action=改善)は、仕事を成功に導く原理原則です。だから何度も学んだのですが、いまは75期の第1四半期が終わり、これまでの3ヶ月の実践を確認し、これからの3ヶ月、つまり第2四半期を再設計する時、いわばハーフタイム(戦術変更)なのです。チーム全員で次の四半期を勝ち抜く作戦を練るための時間、PDCAサイクルでいえばC(Check=検証)にあたりあます。だから、最大の結果を生み出すための作戦タイムです。

さて、これは復習になりますが、PDCAサイクルはなぜ必要なのかをもう一度考えましょう。
皆さんの日々の仕事で、最初の計画がそのまま成功に結びついた経験はどれだけありますか? それが豊富にあれば言うことはないのですが、現実は綿密に計画を立てたはずなのに、実際にやって見るとうまくいかないというケースの方が多いように思います。それは個々人の能力の問題ではなく、人は間違える生き物だということが根底にあります。だから、成功するかどうかは最初の計画が頓挫した時、うまく軌道修正ができるかどうかにかかっているといっても過言ではないと思います。Checkが必要なのです。

ではどうすれば上手くCheckができるでしょう? 私は「自分のものではない視点」で計画を見直すことだと思います。とはいえ、人にとって自分以外の視点を持つことはきわめて難しいことです。1人でCheckすると、どうしても最初に立てた計画に縛られてしまう。だからこそ、幹部の目、リーダーの目、現場の目、つまりほかの人の話に耳を傾けることが重要だと思うのです。ほかの人の力を借りて計画の盲点をあぶり出して計画を修正する。私はこれを「双方視点」と名付けたいと思います。

私たちはいま、「収益を上げて社員の幸せを実現する」という目標を掲げています。そのためには、OEM部門、000部門それぞれに、課題解決に向けた進化と改善が必要です。
OEM部門の営業には顧客の新規開拓が求められます。それもアパレルに限らず、アパレル以外の世界にも手を伸ばさなければなりません。生産現場ではみんなの多能工化、製品改良技術の向上が必要ですし、みんなが知恵を出し合ってお客様に提案できる商品を創り出すことも必要です。これらを「情報の共有」「チームワーク・仕事の分担」で産み出していくことができれば「笠盛」は成長します。
000部門の営業では、000を置いていただく売り場を増やし、市場での認知度を高めなければなりません。生産現場ではいまは80%程度の良品率をもっと上げたい。それができれば在庫が持て、在庫がないので注文を受けてから生産にとりかかるという現状を改善することができます。さらに000に新しい価値を見いだし、000的なライフスタイルを提案することも忘れてはなりません。

こういうことを頭において、次の8つの質問に答えてもらいます。まず各人に書いてもらうのは

問1:他の人には見えにくいけど、自分では価値があると思う努力や実績を挙げてください【最低2つ】

です。これを元に各事業部で議論をしてもらい、それぞれの事業部で次の質問に対する答えをまとめてもらいました。

問2:四半期中、最も大きな成果は何でしたか?どのように実現しましたか? 

問3:最も解決したい課題は?その背景は?(ワースト課題)

問4:部門内・他部門との連携に関して協力を依頼すればよかった点はありますか?【頼りたいこと】

次は範囲を事業部全体に広げての質問です。

問5:各部門の困りごとや悩み事をシェアしてください(問3&4答)

問6:全体目線で最も重要な課題を挙げるとしたら?【重点課題】

問7:重要な課題を解決するために、具体的に何をすべきですか?

最後に,ここまで掘り下げて整理したことを、それぞれ部門、個人に落とし込むことを狙いました。これからの行動を具体的、かつ明確にしてもらうのが狙いです。

問8:重要な課題への具体的な対策は?【重点対策】

こうして各事業部で集約してもらった中身に基づき、各事業部に

1、重点課題を決定したプロセス(迷いを含めて)
2,課題解決に向けた,より具体的なアクション

を発表してもらう。今回の勉強会はそのように進めました。

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)