200年企業へ —笠盛人の日第28回 目標達成に向けた毎日の実践 継続徹底、の2

「笠盛」では四半期ごとに、部門ごとに事業計画を立てます。例えばこんな具合です。

部門課題:リピーターの創造(LTV)
対策方針:000ファンづくりのための提案・実践

対策 実行内容 実績/振り返り Q2計画
①   贈る楽しみ
購買頻度
顧客単価
1.ギフト提案
ギフトラッピング組み合わせ
セット販売提案・目的に合わせたギフト提案
サンプル写真のフォルダ作成
(データ収集中)
誕生日のお勧めギフト2〜3点提案
②   満足度UP
購買頻度
継続期間
1、問い合わせ内容の共有
オンライン問い合わせ
また買い物をしたくなるサイト作りへ
問い合わせ内容の見える化 よくある問い合わせ=期待(実物が見たい、色の違いが知りたいなど)他部署と連携して対応する
③   安心感
購買頻度
継続期間
1、修理アンケート作成・実施
2、修理内容と作業時間数値化
修理報告
製品の改善提案・修理内容と価格の検討
1年分の注文を数値化
(注文件数の推移)
2021後期 15件
2022前期 22件
2022後期 43件
「修理できる安心感」を広げる
⇒耐用年数を延ばす

3ヵ月ごとにこの事業計画を立てる時は会議を開き、みんなで意見を交わしてまとめるのですが、でも、現実には事業計画を書き出すことが目的になってしまうことがほとんどでした。だから、それから3ヵ月、こんな始業計画を立てたことを記憶している人はほとんどおらず、3ヶ月たったら

「あ、また事業計画を立てなくちゃ」

ということの繰り返しが多かったのです。事業計画を書き上げればなんだか仕事をひとつ済ませてしまった気になり、3ヶ月間は事業計画を見ながら仕事を進めるのではなく、目先の他の仕事に集中してしまうのです。これでは何のための事業計画なのかがわかりません。
この事業計画を、一学一践と結びつけて日々の仕事に生かすことはできないか? そんなことを考えたのが、今回のワークショップです。1人1人に、事業計画と自分の日々の仕事に落とし込んでもらい、一学一践でチェックすることを考えてもらおうと考えました。

といってもわかりにくいかも知れません。そこで私たちはこんな例を示しました。

部門課題:リピーターの創造(LTV)
何をしたらいいか?:000ファンを増やす

キーワード 自分ができること 具体的に考える 一学一践
(簡単だけど毎日こつこつできること)
人にプレゼントしたくなる商品 目的に合ったギフトが選びやすくなる提案 ギフトに選ばれている商品・価格帯・目的などを過去の注文から1週間ごとにまとめて共有する そのまま一学一践にできる
また行きたくなるショップ 魅力的なオンラインショップの良いところを参考にして、自社サイトに生かす 1日1件、他のサイトを見て良いと思った部分を共有する そのまま一学一践にできる
安心感のあるブランド ・修理注文から使用中の商品の情報を得る
・洗い方の周知
・修理アンケートの実施
・今までとは違う方法で洗い方や洗うメリットを伝える
・もっと気楽に洗える方法を試す
一学一践に向いていない

全員に、上の表の太字になっているところ以外は空欄にした記入用紙を配りました。自分が受け持っている仕事について、同じように書き込んでもらうためです。
そして席替えをし、それぞれの部門ごとに集まってもらいました。

・000ミシン
・OEMミシン
・OEM生産管理
・OEM QC
・経理
・パンチ
・000 QC
・OEM営業
・000営業・マーチャンダイジング・広報

に分かれました。これからみんなに、ステップを踏みながらこのシートを完成させてもらいます。自分のいる部門の目標を実現するために自分は何をしたらいいのか。日々の一学一践ノートを活用して自分の実践をチェックできないか。そんな試みです。

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)