200年企業へ —笠盛人の日第28回 目標達成に向けた毎日の実践 継続徹底、の3

ステップ1は部門の課題、何をしたらいいのか? の記入です。各部門は四半期の経営計画を持っており、そこから自分が目標とする課題を選び、何をしたらいいのかを書き出します。

ステップ2はキーワードを考えます。記入用紙でいえば、一番左の欄に記入する言葉です。部門の課題を解決・達成するために効果がありそうなものを沢山考えて下さい。

ステップ3では、考えたキーワードに優先順位をつけます。あれもこれも一度に実行するのは無理ですから、優先順位の高いもの、つまり効果が早く出て、効果が高そうなものを選んで記入しましょう。

ステップ4に進んだら、選んだキーワードに対して、自分でできること、その具体的な行動を考えます。まず優先順位が最も高いものからはじめ、ステップ5に進んで優先順位2番と3番も同じ作業をします。一番頭を使うところですから、時間を40分取りました。

最後のステップ6では、具体的な行動を、毎日コツコツ続けていくことができることにつなげます。これで作業は終わりです。この一学一践を一学一践ノートに書き写して社内のボードに貼ります。そして、実践ができたかどうかを毎朝の朝礼時、バディ(朝礼でペアになる人)がチェックし、◎〇△を記入します。

さて、でき上がったシートの一部をご紹介しましょう。
まずはOEMミシンの職場にいる人のシートです。

部門課題:内製率アップ
何をしたらいいか?

キーワード 自分ができること 具体的に考える 一学一践
生産高向上 毎日、1日の目標枚数設定 目標枚数をこえるにはどうしたらいいか工夫する

目標枚数をこえられたら、さらに高めに設定し直す

1日の目標枚数を設定する(少し高めの)
情報共有 仕事内容ごとに記録する(ノートやスリ絵)

今やっている仕事が終わる少し前に生産管理と情報を共有し、ミシンができるだけ止まらないようにする

紙は何を使ったか、どこに注意したかなど細かく記録して、自分でも他の人でもすぐ対応できるようにする

情報共有を早めにすることで、対応を早くする(準備など)

新しい仕事になったらノートに記録をする(紙や下糸、注意すること)
2人2台体制 ミシンが動いていて、自分に余裕があれば生地貼りなど手伝う 相手が手伝いやすくなるように、次の回転分の生地や紙の準備をしておく

どういう仕事が入ったのか、始めた時に共有しておく(手伝う、手伝わないは別として)

自分に余裕があれば、積極的に手伝う。

視野を広くする。

向かいの人が新しい仕事になったら、どういう仕事か聞いておく。・

OEM QCのメンバーはこんなシートを書きました。

部門課題:納期厳守
何をしたらいいか?:効率アップ

キーワード 自分ができること 具体的に考える 一学一践
仕上げ方法の共有 自分の型にはまらずにより効率的なやり方を吸収する やりにくい仕上げについて、もっと効率の良い方法がないかをメンバーに聞く

やりにくいと感じていることも発信する

やりにくいと感じた時、メンバーがどんな方法でやっているのかを確認する

業務が終わったあと、1日効率よく進めたか振り返る

納期状況の把握 納期に対して製品の量がどれくらいあるのか把握

1つの仕上げに対してどれくらいかかるのか計算する

納期に変更がないかなど1日1回ホワイトボードを確認する ⇒同じ
外部との連携強化 取引相手や外注さんの顔と名前を覚える 来た時に確認する ⇒同じ

000営業・マーチャンダイジング・広報の例です。

部門課題
何をしたらいいか?

キーワード 自分ができること 具体的に考える 一学一践
新規取引先拡大 展示会に出る 何を伝えるのかを決める 本を読む

他社に聞く

展示会に行く

既存客のロイヤル化 メルマガ・メール・SNSで発信

対面(商談)=リアルorオンライン

商品の魅力

人の魅力

導入ショップの成功事例

社員インタビュー

ショップインタビュー

営業組織作り 売り方を考える 売れる商品 市場ニーズ調査

こんなシートが20枚集まりました。

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)