200年企業へ —笠盛人の日第23回 未来(2回目の後編)、の1

こんにちは。今回もトリプル・オゥ事業部マネージャーの片倉洋一です。「未来」についての学びが前回だけでは中途半端な感じがしたので、引き続き私が受け持つことにしました。今回の「未来(後編)」には「働きがいを高める」という副題をつけました。

前回は、「笠盛のワクワク、ドキドキのある未来って何だろう?」を考えました。言い換えれば、こんな笠盛にしたい! という「未来妄想」を皆さんにお願いしたわけです。
様々な未来が描き出されました。まとめてみれば

・商品(魅力ある人、技術、サービスなど他社との差別化)
・社会にとって必要な会社
・顧客満足度(期待以上、感動、先読み、困りごと解決)
・従業員満足度(働きがい、経済的安定、成長)

ということになると思います。

今日の勉強はそこから一歩踏み出します。今日は、みんなの夢を妄想で終わらせないための時間にします。
みんなは様々な夢を描き出してくれました。その夢は

・経営者の努力だけでも実現できません
・管理職の努力だけでも実現できません
・従業員の努力だけでも実現できません

夢は、誰かが実現してくれるものではありません。1人1人の努力とチームワークが必要なのです。
それだけではありません。もうひとつ重要な事があります。みんなが本気になるために納得することです。それを

腹落ち

と名付けたいと思います。

現状は、少しきつい言葉ですが「面従腹背」なのではないでしょうか。一見納得しているように見えても、内心では反発している状態です。

そんな考えに捕らわれたので、仲間の遠渡真奈美さんと話してみました。遠渡さんは72期(2021年9月〜2022年8月。このシリーズでは第13回〜22回)から勉強会のサブリーダーになってもらいました。遠渡さんは自分の意見がはっきり言える人です。でも、何となくこの勉強会に後ろ向きであるような印象を私はずっと持っていました。よし、遠渡さんにみんなの代表になってもらおう。遠渡さんを通じて、勉強会の聞き手である仲間たちの声を代弁してもらおうとおもったのです。
遠渡さんと交わした会話を復元します。

片倉:71期(聞き手)と72期(伝える側)でどんな違いがありましたか?

遠渡さん:聞く側から伝える側に変わったことで、この研修をやる目的や意義が少しずつ理解できるようになりました。聞き手の時は、イヤイヤの参加でした。上からの指示だから仕方ないな、と。聞き手の時は、忙しいのになんでこんなことをやるの? 誰のためにやってるの? 臥龍先生のためなの? って。

片倉:前向きな気持ちに変わったきっかけは?!

遠渡さん:(勉強会を運営するのが)こんなに大変なんだ! と気付いたことです。いろんなことが考えられていて、それも社員のため、会社のため、社会のため、って幅が凄く広かった。
73期(2022年9月〜)のキックオフミーティングの時、新井さんが「人時生産性」で計算すると、この勉強会にかかっている費用は年間200万円にもなるという話をしてくれて、驚きました。これは本気で取り組まないともったいない!! って。

※社員の時間単価を1,800円とすると、
3時間×@1,800=5,400円/人
30人×5,400=162,000円
162,000×12回=194万4000円
準備の時間:毎回最低5時間 1,800×5時間×2人×12回=21万6000円

遠渡さん:そもそも、何故笠盛人の日に力(時間=お金)をかけるんですかね?

片倉:収益性を高めて生き残るためです。それには他社との差別化が必要です。価格競争ではない市場で闘うために必要なスキルを身につけるための投資です。
人こそが、会社で一番の宝。物は劣化していくけど、人はどんどん成長します。

遠渡さん:自分もかつてはそうだったけど、まだ本当の意味で納得できていない方がいると思います。

片倉:どうすれば遠渡さんの意識が変わったように、ほかのスタッフも変われると思いますか?

遠渡さん:ちゃんと、やる意味や目的をしっかりとみんなで理解し納得することが必要だと思います。
もうひとつは、研修を準備することを体験してもらうことです。そうすれば大変な思いで準備した研修を無駄にはしたくない、しっかりと学んで会社の成長につなげたいと思うようになるのではないでしょうか。

片倉:73期をはじめとして、再度、研修の目的や意義を伝えて、納得してから前向きな気持ちで取り組んでいきたいですね。

遠渡さん:みんなではちまきを締め直し、さあ行くぞ! というところからスタートしたい。

片倉:最大の効果を出すには、全員の本気が必要です。やらなくても怒られないことだから難しいけど、本気で学べば時代がどう変わろうと生き残る力になります。

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)