200年企業へ —笠盛人の日第30回 伝える力を身につける②、の3

前回と今回の勉強会は、訪問する側と迎え入れる側が入れ替わっただけのものでした。そのため、「研修のまとめ」から抜き出していつもお届けしているみんなの感想は、2回分をまとめました。

最も多かったのは、説明する側になって伝えることの難しさを実感したというものでした。

「仕事の流れを分かりやすく説明する難しさを感じました。何も分からない人に説明する時の言葉選びが難しい」

と書いた人は、

「伝える力を身につけるため、情報共有する時に、相手にとって一番分かりやすい言葉選びを実践する努力をした。言葉選びの難しさを実感したので、これからの仕事に生かせるように努力を続けたい」

という努力目標を自分で立てました。
ほかにも、伝えることの難しさを訴える人は数多くいました。

「伝える言葉の大切さをしみじみ感じさせられ、もっと良く、分かりやすく出来るよう頑張ろうと思った」

「普段の業務をあらためて言葉にするのは難しいな、と思いました。ましてお客様目線となると、さらに考えさせられました」

「何かを伝えるというのはやはり難しいと感じました。伝えたいことがちゃんと伝わるように意識しながら日々取り組んでいきたいと思いました」

「人の前で説明することの難しさを感じました。伝えることの大切さと、自分自身でちゃんと理解することが大切だと思った」

「これを話そうと思っていても、話の入り方が難しかったので、もう少し工夫して話すことができれば良かったなと思いました」

しかし、難しさの中から、何か手がかりをつかんだ人もいたようです。

「相手に伝わるように話すには、まず何の話をするのか? を考え、結論から入っていくのが相手にも親切なんじゃないかと思いました」

結論とは伝えようとすることのエッセンスです。結論を先に出すことは文章を書く時のコツでもあります。ほかのみなさんも参考にしてほしいと思います。

「失敗⇒成功というのを見せたことを、みんなとても褒めてくれた。失敗も無駄ではない」

というのも、伝えなければならないことをわかりやすく伝える技術のひとつだと思います。

「うまく情報を共有できない時もあったが、自分の仕事を俯瞰することで、どんなことを考えて行動しているかに気が付き、自分の言葉に裏付けができて自信につながった気がする。今後もいっぱいいっぱいになって狭い視野でしかものごとを見られなかった時などに使いたい」

自分の仕事を俯瞰するということは、自分の部署、あるいは会社全体で自分はどんな職責を負っているのか、と考えることだと思います。そうすれば自分が担っている責任が明瞭になって仕事を分かりやすく説明できる、ということではないでしょうか。

また、同じ研修方法を2回繰り返したため、さすがに2回目は説明の仕方も改良されたようで、こんな感想もありました。

「今回はOEMでの仕事内容の説明でした。実物を用いたり、実体験に基づいた説明をしている人がいて、goodだと思った」

「OEMの仕事をじっくり見ることが少ないので、この時間は貴重でした。説明のクオリティが高い!」

最後に、時には私たちもお客様目線を持つことの大切さを指摘する感想をご紹介します。

「(質問を考えることは)お客様視線になることで、どんなことがあるとその商品を選ぶか、その商品に安心できるあの思考になり、強みを伸ばしていけると思う」

同じ会社で働く仲間に自分の仕事を説明するのは、ひょっとしたらやりにくかったかも知れません。でも、みんな何かをつかんでくれたようでホッとしました。

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笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)