こんにちは、トリプル・オゥ事業部マネージャーの片倉洋一です。
「言葉の達人」というテーマは、1巡目で新井大樹が担当して人前での話し方を学びました。桐生名物のうどん、ソースカツ丼をテーマに、みんなに3分間スピーチをやってもらったことは、「笠盛人の日」をお読みいただいている方々の記憶のどこかに残っていると思います。
結論として、3分間スピーチのコツは
・原稿用紙2枚分、つまり700字から800字程度の文章量にまとめる
・伝えたいことを明確にする
・結論から話すと伝わりやすい
の3点でした。私なりにまとめれば、うどんにしろソースカツ丼にしろ、みんなが持っている情報は同じようなものです。その中で何を相手に伝えたいのか、持っている情報をどう組み立てれば相手に伝わりやすいのか。そのためのスキルを身につけるのが狙いだったと思います。
2度目の「言葉の達人」を受け持った私は他のアプローチを考えなければなりません。しかし、言葉とはある意味を表すために口にしたり書いたりするもので、言葉を使うのは話したり書いたりするときです。そして、言葉を使う目的は、自分の考え、想いを相手に伝えることです。逆に伝えられる立場に立てば、自分に話しかけたり文書を送ってきたりした人が何を伝えたいのかを理解することです。それが言葉の基本であり、そこから離れるわけにはいきません。
そういう意味では、1巡目は言葉の一般論としてアプローチだったと思います。そこで今回は目的を絞り込み、仕事を円滑、効果的に進める上での言葉の大切さに焦点を絞ることにしました。
日々仕事をしていて痛感するのは、現代は技術や機能だけでは商品の差別化が難しい時代だということです。もちろん、それは技術開発や機能性の追求から力を抜いていいということではありません。私たち製造業の責任は、お客様にもっと喜ばれるものを創り出すことです。その能力に劣る企業、あるはその能力を失ってしまった企業はやがて市場から見放され、消え去ることになります。技術を磨き機能性を追い求めることは、私たちが生存するために必須な条件なのです。
しかし、それだけで商品が売れていく時代ではなくなったのではないか、というのが私の考えです。今や世の中には品物が溢れており、消費者の方々はその中から自分に合うもの、相応しいものを選ばねばなりません。似たような商品群の中から1つを選び取る。品質が優れ、求める機能が備わっているのは選択肢に入る最低条件です。そしてその上で
「これだ!」
と選んでいただくには人やサービスが不可欠になったように思います。どんな人が作り、どんな人が売っているのか。質問には的確に答えてくれるのか。気持ちよく買い物をして店を出ることができるのか。そのような、いってみればハードウエアではないソフトウエアが必要な時代だと思うのです。
そして、人にしろサービスにしろ、私たちが商品に託した想いをお客様に伝える最も有効な手段は言葉ではないでしょうか。
また現代は
「モノを売るよりストーリーを売れ」
ともいわれる時代です。商品の機能や価格ではなく、商品にまつわるストーリーを語るほうがよく売れるという意味ですが、その手段として使われるのも言葉です。
そう考えると、仕事を前に進めるには、私たちは「言葉の達人」にならねばならないのです。
笠盛人は「言葉の達人」になる最初の1歩、いや今回は2巡目ですから、2歩目を踏み出したいと思います。では、それはどんな1歩なのか。
色々と考えた結果、
相手を知り、相手に合わせる
ことに尽きると思い至りました。この人は何が欲しいのか、何が知りたいのか、何をしたいのか。それを読み取って、その方に納得、満足していただくお手伝いに全力を挙げることです。そしてそのためには、相手の方を良く見て、お話しを十分うかがって、自分が持つ情報をどう組み合わせて、どんな言葉でお話しすればいいのかを考えなければなりません。
無論、簡単なことではありません。しかし、世には「話の達人」と呼びたい方がたくさんいらっしゃいます。思わず話に引き込まれる。話を聞いて得した気になる。新しい関心が引きずり出される。そんな話の名手たちも、最初から話し上手だったわけではないでしょう。噺家さんも修行を重ねることでやがて名人と呼ばれる落語家に育っていきます。たくさんの聴衆を酔わせる名人落語家への道は遠いかも知れませんが、お客様に満足していただける話ができる「話の達人」には、頑張れば私たちもたどり着けるのではないでしょうか?
では今回も、グループワークで「言葉の達人」に挑んでみたいと思います。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)
















