こんにちは、OEM事業部長の高橋裕二です。今回が2度目の担当です。テーマは「主体性」です。
「主体性」、あるいは「主体的」という言葉は時々耳にします。いや、自分でも使うことがあるような気がします。それなのに、
「主体性って何だ?」
と改めて考えると、分かったような分からないような、曖昧さがつきまとってしまいます。勉強会のリーダーである私がこの状態では一歩も前に進めません。言葉に困ったら辞書、です。手元の広辞苑を開いてみました。
主体性:主体的であること。また、そういう態度や性格であること。
これでは同義反復ですね。そこで
主体的:ある活動や思考などをなすとき、その主体となって働きかけるさま。他のものによって導かれるのではなく、自己の純粋な立場において行うさま。
ということは、何かをしたり考えたりするとき、誰にも頼らず自分で考え行動するということでしょうか。
言葉の意味がおおむね分かったとして、さて、「笠盛」という企業の社員勉強会で、「主体性」をキーワードに、いったい何を勉強したらいいのだろう? これが次に沸き上がった疑問でした。「笠盛」の社員にとって「主体性」は何故必要なのか? 今回も困った時のネット頼りです。
経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」というのが引っかかりました。かつては社会人として活動するのに必要な能力は自然に身につくものと考えられていたが、最近はそうでもなくなった。特に若い世代のコミュニケーション能力が不足しているのではないか、という問題意識から生まれた提言だそうです。
それによると、社会人に求められる基礎的な能力として
・前に踏み出す力(アクション)
・考え抜く力(シンキング)
・チームで働く力(チームワーク)
の3つが求められるのだそうです。最初に挙げた「前に踏み出す力」とは「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」のことで、それを構成する3つの要素の最初に「主体性」が挙がっています。
主体性:物事に進んで取り組む力
と説明してあり、主体性を発揮した上で、「働きかけ力」で他人を巻き込み、「実行力」で目的を確実に行実現するのが「前に踏み出す力」だというのです。
なるほど、こうしてみると、「前に踏み出す力」は私たち「笠盛人」にこそ求められる力です。みんなが上からの指示を待つのではなく進んで仕事に取り組み、周りの仲間を巻き込んで目的を実現する。そうなれば、「笠盛」はもっと躍動する会社になります。その力は、まず「主体性」を身につけることから始まるのだとすれば、「主体性」をテーマに選んだこの勉強会は決して無駄にはなりません。というより、絶対に必要な勉強です。
実はネットでもう1つ気になるページに出会いました。新型コロナウイルスが「ニューノーマル」時代の幕を開けた、とあり、これから社会構造、産業構造が変革する、というのです。気になったのは産業構造です。そこには「縦型社会」→「横型社会」という変化が生まれる、と指摘されていました。
「縦型の産業構造」とは大企業が頂点に立ち、それを数多くの中小零細企業が支える社会です。かつてはそれが最も合理的な役割分担だったのでしょうが、時代とともにグローバル化が進みました。グローバル化とは格好いい言葉ですが、よくよく考えればピラミッドの土台なってきた中小零細企業が引き受けていた仕事がどんどんアジア各国に流れ出て行ったことでもあります。このままでは中小零細企業は仕事がなくなって路頭に迷います。
それが「横型社会」に変わる。「横型」の産業構造は、「実力主義」、「パートナーシップ」というキーワードで説明されていました。それぞれの企業が他から必要とされる力を身につけ、そんな企業同士が横につながる社会です。中小零細企業も、ピラミッドの頂点にいる大企業に頼って生き延びるのではなく、自分の判断で経営の舵取りをする「主体性」を持った「自立型企業」にならねばならないということでしょう。
これは「笠盛」が目指す方向でもあります。
さらに、「自立型企業」になるには、社内の構造も「横型」にしなければならない、とありました。上司の指示がなければ動かない組織では従業員の持つ力を十分に発揮させることは出来ない。自分で判断できる「主体性」を備えた社員が一丸となって戦略を産み出さなければ、激しく変わる世の中に即応するのは難しいというのです。
これからの時代、会社に「主体性」が求められ、主体的な会社になるには社員全員が「主体性」を身につけなければならない。
「笠盛」が前に進むのに「主体性」は絶対に必要だ! ここまで調べて私は納得しました。納得して、さらに「主体性」を突き詰めてみようと思いました。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)
















