はじめに(下)

 私にとっては危機感が一番の教師だったように思います。危機を乗り越えるためにはチャレンジ精神が必要です。

 登山家のジョージ・マロリーが

「なぜエベレストに登りたいのか?」

 と問われたとき

「そこに山があるからだ」

 と答えたと言われています。

 私は

「なぜ会社を続けてきたのか?」

 と問われれば

「そこに危機があったからだ」

 と答えます。

 私の思いを他の人に押しつけたり、私の考えへの賛同を求める気はありません。ただ、皆様にも、何かを指針として挑戦を続けていただければと思います。

 同じ屋根の下で一緒に働いてきた社員のみなさんは、この「笠盛」のDNA、挑戦精神をすっかり自分のものにしてくれたと思っています。そうでなければ、私のような社長と二人三脚で「笠盛」を今のような会社にしてくれることはなかったでしょう。いま願うのは、

「もっともっとDNAを磨いてちょうだい!」

 ということだけです。

 企業は、多くの人に助けられて続いていきます。挑戦する心を持つ多くの人に支えていただければ、「笠盛」は200年企業になります。

 そんな、隠居1年生の思いをみなさんにお伝えしたいと思い、この本をまとめました。お手元においていただき、気が向いたときにページを繰っていただければと思います、

 みなさん、今日までありがとうございました。

 みさなん、これからもよろしくお願いします。

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笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)