200年企業へ —笠盛人の日第35回 振り返り、の5

【Q9】
研修で学びたいテーマを教えてください

過去3年の「笠盛人の日」は、リーダーが研修内容を決めて本やネットで調べ、パワポでプレゼンテーション用の資料を作る、という形で進めてきました。いわば、上意下達のような進め方でした。しかし、それでよかったのか? みんなが本当に学びたいと思っていることとは、ひょっとして違っていたのではないか? と考えての質問です。

目立ったのは、実務のことをもっと知りたいという声でした。

「刺繍の面白さについて」

「ミシンの基礎(糸調子とか)」

「OEMと000の仕事のやり方の違い。同じにするのではなく、違う視点が入ることで新しいやり方とかが見えてくるのではないかと思う」

「技術の伝達」

「技術向上」

「本当に身になる内容。パンチ作成についてとか、裁断についてとか、技術や知識として知ったほうがいいこと」

また

「笠盛の歴史を知る」

「他社へ学びに行く。社外研修(長坂さん/三条など)。お手本をみんなで見る」

「同じ業種の会社(繊維関係)の成功されている企業の分析、紹介⇒みんなの業務に直結しやすい内容」

「他社見学」

「効率」

というのも、自分たちを知り、自分の日々の仕事のレベルを上げたいということだと私は受け止めました。

「情報管理、情報を活かす方法」

「チームをまとめる力を付ける」

「リーダーを育成するための考えのまとめ方」

「チーム力向上」

というのも、より役に立つ勉強をしたいということでしょう。

OEM工場と000工場の相互見学会は楽しかったようです。こんな声が出ました。

「社内工場見学のアップデートヴァージョン」

「時間がなくて全員が全員のところへ見学に行けなかったのはとてももったいないので、もっとじっくり内容説明や質問などをする研修がしたい。2人1組など」

「職場体験みたいに何日かOEM、000の仕事をする」

ほかには、

「給料計算について」

「会社の社則」

「福利/厚生など明確になっていないところ」

「給与計算や従業員規則など、社員として知って当たり前のこと」

などの意見がありました。

【Q10】
どんな研修をしたら、自己成長&組織成長が出来ると思いますか?

【Q9】の中身をさらに深掘りし、どんな研修をしたら自分や会社の役に立つと考えられているのかを知るための質問です。

「自分の仕事に対するスキルアップ、レベルアップ」

「自己⇒検定に合格できるような内容(色彩検定とか、パソコンをよく使うようになったのでエクセル、パワポ、簿記etc. パターンメイキング、ファッションビジネスとか、根本的に役立つもの)」

何とか自分を高めたい、できれば資格を身につけたい、という願いが根強くあるようです。

「業務をするための語彙力を高める方法」

「各(ミシン、生産、QC、営業)マスターになる人からの学び」

「主体性を延ばす研修=5Sの改善レポートのようなもの(問題点/改善案/改善/共有)」

「自分の課題に自分で気づき、改善しようと思うこと」

「業務に含まれた内容(管理職/リーダー/生産/QC/営業など)」

というのも、同じ思いから出て来た意見だと思います。

研修の進め方については

「商品開発コンペのような競技性のあるものがいいと思う」

「長期で1つの目標に対して社員全員で取り組む。発表者だけでなく、受講者が時間をかけて発表することでチームで話す時間が増えて良いと思った」

「笠盛人の日の取り組みが社員だけでやるものにとどまらないよう、参加しない人達も巻き込めるもの、時間にする」

「座学はもう3年もやったからひとまず置いておいて、参加者が実際に動く研修が良い」

「参加者全員が同じ体験を共有すること。チームビルディング的なやつ」

などの意見がありました。これからの「笠盛人の日」に活かしていきたいと思います。

そんな中に、

「どんな研修も、もう少し簡単に入れるようお願いします」

という意見がありました。私たちはできるだけ分かりやすい研修を心がけてきましたが、まだまだかみ砕き方が足りなかったようです。反省します。

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笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)