200年企業へ —笠盛人の日第42回 マシュマロチャレンジ、の2

私たちは全体を4つの班に分け、各班に2回挑戦してもらいました。班は地元群馬にちなみ、「赤城団」「榛名団」「妙義団」「浅間団」と名付けました。

ここで、「マシュマロチャレンジ」のルールを説明しておきます。

・自立可能でできるだけ高いタワーを建てること。
・テープで足場を固定してはいけません。
・タワーの上にマシュマロを置くこと。パスタに刺してもOK。
・スパゲッティやテープ、ひもを切ったり貼ったりするのはOKです。
・マシュマロを切ってはいけません。
・プレイ時間は18分間(作戦タイムも含む)。
・計測の最中もタワーが立っていなければならない。1分後に計測します。

こうしてタワーを作ってもらい、その結果を他の班がひもを使って計測しました。計測に使ったひもは計測結果の長さに切り、その長さを定規で測りました。

パスタ同士をテープで繋いで長いパスタを作る人。それを組み合わせてタワーを組み立てる人。上に延びたタワーのどこをテープで固定したらいいのか。長く伸ばしたパスタの最上部にマシュマロを置いたり刺したりすると、その重みでパスタ製の柱が外側に膨らんでしまうので、その膨らみを押さえるにはどの分をひもで縛ってやればいいのか。みんな、それこそ顔色を変えてタワー作りに熱中しました。

チーム 赤城 榛名 妙義 浅間
1回目 82 28 75 52
2回目 77 56 25 68
差異 −5 +28 −50 +16
改善度  

   

世界記録の99㎝には及びませんでしたが、「赤城団」の82㎝はなかなかの記録です。2回目の挑戦は1回目の記録を破ろうと取り組んだものの、及ばなかったのでしょう。
1回目に75㎝を記録した「妙義団」は2回目、「赤城団」の82㎝を抜き去ろうと頑張ったようですが、残念ながら上部が崩壊してしまいました。
「榛名団」と「浅間団」は確実に1回目の記録を破りましたが、「赤城団」の82㎝に到達することはできませんでした。

1回目のプレイが終わったところで、私からこんなヒントを出しました

・うまくいったことはキープする。
・どの段階でどんな問題が発生したかを把握し、解決策を考える。

そして、各班で力を合わせてタワーを作る基本は

・基礎の安定性
・チーム内のコミュニケーション
・想像力と柔軟性
・リソースの最適利用
・時間管理

であることも挙げておきました。

それが終わって5分間の休憩をとったのですが、驚いたことに部屋を出ていく人はほとんどいませんでした。それぞれの班で顔を寄せ合い、小声で話し合っていたのです。1回目の高さをしのぐにはどうしたらいいか、1回目の最高記録である「赤城団」の82㎝を抜き去るにはどんな工夫が必要か、知恵を出し合っていたようです。
休憩も取らずに努力した結果が実って記録を伸ばした班、挑戦のしすぎで1回目の記録を下回った班。悲喜こもごもというところでしょうが、しかし、みんな大切なひとつのことを身につけたと思います。「チームワーク」です。仲間と力を合わせる。仲間の話を真剣に聴く。自分より優れたアイデアがあれば自説にこだわらずに採用する。メンバーの得意、不得意を把握して適材適所に徹する。
それが身に付けば、結果はどうでもいい、と私には思えます。

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)