その夢を現実にする力がついたのではないか? 世界へ飛躍しようと「モーダモン」に出展し続けた私たちは、「KASAMORI LACE」の評価が年々高まっていることを肌身で感じ、夢を実現する力がついたと判断したのです。いまこそ、「笠盛」の独自商品、独自ブランドを持つべきだと。
「000」ブランドを、こうして立ち上げました。
ブランド名の「000(トリプル・オゥ)」は社内公募で決めました。三つの「0」は、それぞれ技術、素材、デザインを現します。最高の商品に絶対必要なこの三つの要素を組み合わせたものが「000」です。
では、なぜ「1」でも「5」でもなく「0」なのか。
私たちはいまでも最高のものを創り出していると自負しています。しかし、だからといって現状に慢心しては進歩が止まります。私たちは3っつの要素を常に洗い直し、いつもゼロから出発して無限の可能性に挑む決意を固めています。だから「「0」なのです。「007(ダブルオー・セブン)」の仲間の「000(ダブルオー・ゼロ)」ではありません。
ブランドを根付かせるにはひとつひとつの商品が高い評価を受けなければなりません。「モーダモン」で評価が高まった「KASAMORI LACE」のアクセサリーは当然、「000」の中核としました。
しかし、当時お願いしていたコンサルタントは、
「ブランドを普及させるのに、もう一つ柱が欲しい」
とアドバイスをくれました。それまでブランドなど持ったことがなかった私たちは、
「そういうものか」
と思い、クッションを加えてもう一つの柱に育てようと考えました。「000」ブランドは、こうして船出したのです。
刺繍業の「笠盛」ではありますが、実はもう一つ誇る技術があります。レーザー加工です。皮や布をカットしたり、彫り込みを入れたりするのに使います。そのレーザーを使って、大胆なデザインのクッションを創り出したのです。
「まだ世の中に存在しないクッションにするぞ!」
と意気込み、「笠盛」が誇るデザイン力を注ぎ込みました。
本業を生かして美しい刺繍を施したクッションは持っていました。それに加えて、レーザー加工技術を駆使し、表地に大胆なカット穴のあいた皮を使ったり、表地の布にあえて裂け目を入れたりと、挑戦的なデザインの製品を揃えました。
2010年秋、「000」は東京・ビッグサイトで開かれたインテリア・ライフスタイル展でデビューを果たしました。刺繍で造った糸だけのアクセサリーとファッショナブルなクッションを
「これが、笠盛が全力を投入した新ブランド『000』です」
と世に問いかけたのです。
写真はインテリアライフスタイル展

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)

















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