こんにちは。営業部長の新井大樹です。
今日は「褒める」ということを徹底的に考えることにします。私たちは成長したいと願って勉強会を続けています。そして、「褒める」ことは成長のための特効薬だと思うからです。
「褒める」「成長」をキーワードにネットで検索してみました。すると、こんな文章が見つかりました。
「褒められるとドーパミン(快感ホルモン)が放出されます。ドーパミンは意欲や快楽に関係する神経伝達物質で、放出されることで気分が高まり幸せな気持ちになります」
「褒められると気分が高揚し、神経伝達物質のセロトニンが増えるという説がある。セロトニンには、心を整える作用がある」
つまり、褒められれば自己肯定感が上がり、何にでもチャレンジできるようになります。周りの人を褒めるようになると、自分の良いところや優れた点に気づくようになります。褒めること、褒められることで人は成長するのです。
では、「褒める」とはいったいどんなことなのでしょう?
私たちは前回、「美点凝視」を学びました。相手の長所や得意なところを意識的に見つけつことです。あの学びから、私は数式を作りました。
褒める=美点凝視×伝える
です。そうです。相手の長所やいいところを発見しても、それを相手に伝えなければ「褒めた」ことにはならないのです。
いま、相手の長所やいいところを発見することを「認める」という言葉で表すことにします。そうすると、下の図のようなことがわかります。
スクリーンショット 2025-03-12 14.46.42_NEW「褒める」とは右上のことです。みんなが笑顔になり、集団に力が高まります。
しかし、相手の長所やいいところを見つけても、それを伝えないのでは左上にしかならず、何も変わりません。左下は、長所やいいところを見つけようともしないし、何も伝えない状態です。なんとなくその場の空気が冷たくなります。右下は相手の欠点を見つけてそれを相手に告げた場合です。歪み合いや喧嘩が起き、最悪の場合は戦争にもなりかねません。
私たちはどこを目指すのでしょうか? そうです。右上の世界です。お互いに相手の長所やいいところを見つけ合い、それを伝え合うことでいい職場が生まれるのです。
何人かとそんな話をしました。みんなが異口同音にいうのは
「それはわかっているが、なぜか出来ないんだよな」
でした。そうですね。私にも思い当たることがあります。
しかし、なぜ出来ないのでしょう?
私は1つの仮説を立てました。ひょっとしたら、それは人類のDNAに書き込まれている情報のためではないか?
人類は長い間、危険極まりない猛獣たちがいる環境で、生きるために食糧を集める暮らしをしてきました。その中で、危険をいち早く感じ取る能力を身につけたのではないか? 危険を見つけ出す能力が優れていた卑怯者が生き残り、その能力が劣った先祖たちはあえなく猛獣の餌食になって死滅したのではないか?
これが私の仮説です。そしてこの「危険を感じ取る能力」は、まず相手の欠点を見つけ出す能力になっているのではないかと思うのです。ます相手の欠点を見つけ出し、この人は危険だから近寄らないほうがいい、という行動をとるのではないか。
私の仮説が正しければ、「褒める」の人類の本能に逆らうことですから努力が入ります。この努力をしなければ、本能に従って相手の欠点をどんどん見つけてしまいます。そうすれば、先の図でいえば、良くて左下、悪くすると右下の社会を作ってしまうことになります。これではみんなの成長は望めません。私たちは意識的に本能に抗い、美点凝視の習慣を身につけなければならないのです。
褒めすぎると成長を阻害する、という人もいます。しかし、褒められた子供の脳内ではドーパミンやセロトニンが放出され、
「次も同じことをやろう」
と考えるでしょう。
叱られた子供の脳内にドーパミン、セロトニンが出ることはありません。子供は
「もうやらないようにしよう」
と考えるだけで、成長はしません。
放任主義の両親を持った子供は、何をやっても
「これでいいのかな?」
と自分で考え、迷います。この子もなかなか成長できないのではないでしょうか?
大人の世界も、子供と同じだと思います。褒められれば成長します。褒められ続ければ、大谷選手のように
「成功する失敗するとか僕には関係ない。それをやってみることとの方が大事」
といえる、チャレンジを続ける大人になれるのだと思います。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)
















