200年企業へ —笠盛人の日第37回 「褒める」とは何か、の2

ここからは今日のワークショップです。仲間を徹底的に褒めてみる。それが今日のワークショップです。

まず、準備体操から始めました。

自分の人生で一番記憶に残っている「褒められたこと」は何ですか? その時どんな気持ちでしたか?

 とみんなに問いかけて配った用紙に記入してもらいました。褒められれば、嬉しく、誇らしい気持ちになるに違いありません。どんなことを褒められたのか、その時自分はどんな気持ちになったのか、を思い出せば、これから同僚を褒めるときの参考になるに違いなからです。

記入してもらった用紙は回収しませんでした。これは、あくまでも仲間をうまく褒めるための、それぞれの人の手がかりにしてもらえばいいからです。

さて、いよいよ「褒める」ことを始めます。その前に、3つの注意事項を徹底しました。

1、身体的な特徴を絶対に褒めない
身体的な特徴は本人が意図して、あるいは努力して手に入れたものではないこと、褒めたところが、相手にとってはコンプレックスになっていることがあること(「背が高くていいね」と褒めても、相手は背が高すぎると思っているかもしれない)、ある種の価値観の押し付けになること(「肌が白いね」と褒めるのは、「白い肌が美しい」という価値観の押し付けです)などを考えた上でのことです。また、多様性を尊重しようという現代社会の流れに逆らうことにもなります。

2、悪いことや短所、できていないことを絶対に言わない
褒めるのですから当たり前のことです。

 3、絶対に人と比べない
他人と比較されると、一時的には満足感を得られるかもしれませんが、同時に比較された人を意識してしまいます。○○さんより上手と言われても、じゃあ△△さんより下手なのか、と考えるかもしれません。それに、比較対象された人が傷つくことにもなります。また、おかしな競争意識を持たせてしまうかもしれません。

さあ、褒めてみましょう。

最初は

隣の人を褒めてみよう

です。こんな褒め言葉が生まれました。

「広報部をまかせてよかったとのお言葉をいただき、自分のやってきたことが間違っていなかったと確認できた」

「社員に近いところで社員の声を聞いている。信頼を獲得している。仕事をこなす量」

「どんな週末を過ごすんですか? お菓子を作るんですか? いいですね!」

「いつも身なりに気を遣っている。仕事が早く正確。フォローしてくれる」

「アイデアがたくさんある」

「責任感がある。任せて安心。先を見据えていてくれる」

「仕事に対していろいろ考えている。話しやすい」

「QC全体を見て流れを作り、仕事をスムーズに進めているところ。いつも周りを見て褒めてくれるところ」

「視野を広くして周りの状況を見ながら行動している」

「責任感が強い。決めたことに対して努力できる人。成長できる。話すのが上手い」

「根っこが優しい。彼女との時間を大切にしている。運転が上手い」

「しっかりしていると周りから聞いている、まだ入社1年目だけど存在感がある」

「感情に左右されず、常に落ち着いている。リーダーもやればやれる」

「時間を見て掃除をしている。センスがある」

「相手に嫌な思いを与えないよう気遣いしている」

「話を聞いたら、考えてから返事をするところ。上からものを言わない」

「怒らない。いつも感情が一定。色々なことを同時に進めている」

いかがでしょう? 記入したのは褒められた人です。褒められてどんな気持ちになったでしょうね。
「笠盛」にはこんな素敵な人たちがいます!

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笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)