前回は長い文章を読んでいただきました。お疲れさまでした。
私たちはこの文章を7分ほどで全員に読んでもらったうえで、
「この物語において、各登場人物はどのようにふるまえば、Bさんが辞職するのを防ぐことができましたか?」
という問を投げ掛けました。「笠盛」でもOJTは日常のことです。成功したケースもあれば、うまくいかなかったこともあるはずです。読んでもらったケースは少し極端過ぎるかもしれませんが、Aさん、Bさん、私(語り部)、所長、それぞれがどうすれば良かったのかを考えてもらい、自分が教える立場、教えられる立場になったときに生かしてもらおうという狙いです。
しかし、これだけではなかなか考えにくいかもしれません。そこで私流に、4人の褒められるところ、褒められないところを分析し、参考にしてもらいました。私の分析は次の通りです。
Aさん
褒められるところ
🟢マルチタスクで仕事ができる
🟢そつなくテキパキ仕事をこなせる
🟢小さな営業所なので、なんでもできる
🟢リーダーを請け負う責任感
🟢リーダーシップ
🟢間違ってはいけないという仕事の特性を理解している
🟢仕事が溜まっているということなので、頑張ってはきたんだなと思う
🟢一生懸命に指導をしている
🟢最後までやりきる
褒められないところ
🟢教え方がキツイ
🟢思いやりがない
🟢常に怒っている
🟢陰口をいう
🟢常に不機嫌そう
🟢自分の不得手な部分はコミュニケーションの拒絶をしている
🟢業務量を管理できていない
Bさん
🟢褒められるところ
🟢わからないことはちゃんときくことができる
🟢学習意欲が高い
🟢大きな失敗をしていない
🟢大手でのキャリア(職歴)がある
🟢自分ができないことを客観的に理解している
🟢OJTを通して成長しようという姿勢がある
褒められないところ
🟢おどおどしている
🟢要領が悪い
🟢マルチタスクで仕事ができない、慣れていない
🟢新しい職場に対するストレス管理ができていない
🟢Aさんとコミュニケーションが取れていない
私
褒められるところ
🟢こっそりアドバイスしてあげるやさしさ
🟢Aさん、Bさんの立場を理解し行動している
🟢職場での課題を冷静に分析し改善策を考える能力がある
🟢問題意識、改善意識が高い
褒められないところ
🟢AさんBさんに対して、コミュニケーションを促すようなサポートができていない
🟢AさんやBさんにOJTに関する適切なフィードバックができていない。
🟢所長などに相談して解決策をとれていない
所長
褒められるところ
🟢少しは事務の方の様子を気にかけている
🟢社外でのお客さま対応に熱心である
🟢Aさんにもアドバイスをしている。
褒められないところ
🟢Aさんの業務量の管理ができていない
🟢現場の課題へのサポートが十分でない
🟢そもそも、「私」のような解像度で問題を議論できていない
さて、「笠盛」のみんなは、このOJT失敗例からどんなことを学び取ったのでしょう? それは次回でご紹介します。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)















