何度も書きますが、私は、つくづく運のない経営者だと思います。
イタバシニットとのお約束では、1998年に独立して「笠盛」の現地工場を造るはずでした。その日が指折り数えるほどになった1997年7月、世に言うアジア通貨危機が始まったのです。タイの通貨が急速に安くなったのを皮切りに、アジア各国の通貨が軒並み暴落しました。アメリカの機関投資家がアジアの通貨を為替市場で空売りしたことが引き起こした経済の大混乱です。インドネシアも例外ではありませんでした。
その国の通貨が安くなれば、輸出には有利です。日本の円が1ドル=100円から1ドル=200円に下がれば、それまで1ドル出さねば買えなかった日本円で100円の物が、1ドル出せば2個買えることになります。一個なら50セントです。だから日本からの輸出が増え、日本経済が勢いづいて為替市場では円が高くなり、円安が終わります。経済学の常識はそう教えています。
しかし、ある国の通貨が暴落すると、その国の国民全体に経済的な負担を強います。日本でいえば、これまで100円で買えていた1ドルの商品が、200円出さねば買えなくなるからです。つまり、輸入インフレという現象が起き、国民は激しい物価高騰に見舞われることになります。国民の生活は塗炭の苦しみを味わうことになるのです。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)
















