こんにちは、OEM事業部長の高橋裕二です。
私たちが始めた勉強会も前回でひとまわりし、今回から2巡目に入ります。従って、今回のテーマは2回目と3回目で取り上げた「改善・PDCA」です。また、見出しの写真は「72期 第1回」となっていますが、通算では13回目になります。
1巡目ではこの2つを分け、「改善」は「トヨタ生産方式」、「PDCA」は「PDCAを身につける」として別々に学びました。しかし、もともとの計画ではこの2つをまとめて取り組むことにしており、いってみれば今回から「正常」に戻ったことになります。
また今回から、進め方を少し変えました。1巡目では私を含めた4人がリーダーになり、担当したテーマを1人で考えて勉強会を構成していましたが、今回から若手にも手伝ってもらうことにしました。1人で考えることにはどうしても限界があることを1巡目で痛感したことが1つ。それに、200年企業を目指す「笠盛」には、若い人達の考え方、発想が必要だと思いついたのが2つ目の理由です。
今回は、國松縁さんが私のサブになってくれました。
今回の勉強会は1巡目の復習から始めました。「トヨタ生産方式」ではYouTubeの動画でトヨタ生産方式を学び、全員で「笠盛」でできる改善、やらなければならない改善をディスカッションしました。「PDCAを身につける」では、各班にペーパータワーを作ってもらい、高さを競いました。2回繰り返してもらったのは、自分たちが計画に従って作ったタワーを「Check」し、さらに高いタワーを作る「Action」を実践してもらうためでした。詳しくは「笠盛人の日第2回 トヨタ生産方式」「笠盛人の日第3回 PDCAを身につける」をご覧下さい。
すでにお気付きかと思いますが、「改善」「PDCA」というのは同じものを別の視点から見ているだけです。いや、「改善」を実行するための手段の1つが「PDCA」だといった方がより正確でしょう。詰まるところ、私たちは「改善」を目指しているのです。今回はここを基軸にしました。
改善。アルファベットで「KAIZEN」と書くと、そのまま外国にも通用すると聞いたことがあります。「sukiyaki(すき焼き)」「zen(禅)」「judo(柔道)」「karaoke(カラオケ)」などと並ぶ日本発の国際語というわけです。トヨタ自動車、本田技研工業、SONY、Panasonic……。いまやこれらの日本企業を知らない人は世界中を見回しても希でしょう。KAIZENに継ぐKAIZENが、世界に冠たる日本企業を育てたことは疑いありません。
日本が編み出し、多くの人の力で進化・発展させ、品質向上や生産性向上を成功させ、日本をものづくり大国と賞賛されるまでに押し上げた強力な武器。それが「KAIZEN」なのです。
この勉強会で私たちが目指しているのは、「笠盛」を刺繍「大国」に育てることです。「KAIZEN」はその目標に向かって歩みを進めるための牽引車なのです。
そこで、もう一度原点に戻って考えてみました。私たちが「KAIZEN」するのは、業務=仕事です。では「業務」とは何なのでしょう?
人・物・金、そして時間という資源を投入し、それらを商品やサービスという価値に変換するための作業
といえると思います。
そして、私たちが育てようとしている会社とは
資源と業務を駆使しして、お客様が望んでいる、あるいは期待以上の商品やサービスを如何にして作り出すか
を追求する組織です。
では、会社の中での「KAIZEN」とは何をすることなのでしょう。
いまある事象の中から、その問題点を抽出し、対策を打ち出し、それを実行することで実行前よりも良い状態を作り出すこと
とまとめることができます。
このように考えてくると、私たちがやらなければならない業務改善とは、
商品やサービスという価値を創造するために投入する人・物・金・時間といった資源と、それらを価値に変換するための業務に隠れている問題点を抽出した上で、問題ごとに優先度に応じて対策を打ち出し、従来と同じか少ない資源でより多くの価値を生み出すために業務をさらに良い状態へ導くこと
なのです。TOYOTAもHONDAもSONYもPanasonicも、会社が一丸となって業務改善を進めた結果、世界に冠たる企業に成長したのです。
そして、業務改善を進める手立ての1つがPDCAでした。すでに皆さんの頭に入っていることと思いますが、大切なことなのでもう一度おさらいをしておきます。
Plan(計画):目標の設定と、目標達成のための具体的な行動計画を策定する
Do(実行):行動計画を実行し、その効果を測定する
Check(評価):目標(計画)と実績の差異を把握し、実践した行動の評価・分析を行う
Action(改善):課題や問題点についての改善や対策を行い、次の「Plan」へ反映させる
この4点を確認して、今回の座学はおしまいです。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)







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