ワークショップは次のように進めました。
まず、自分たちの仕事を説明するカサモリパークのみなさんに、PRする内容をワークシートにまとめてもらいました。中身は
・自分の業務をまとめる(普段の仕事をお客様に紹介するつもりで)
・自分の強みを書き出す(ほかの人と差別化できる特徴)
・3分間のプレゼンにする
ようにお願いしました。例えば000のミシンを担当している人はこんなことを書いています。
・ミシン1台に10個のミシンがついていて、簡単にいうと1回動かすと10個同じ刺繍ができる。
・ミシンの構造は、基本的には家庭用のミシンと一緒で上糸と下糸の関係で縫われていく。ただ12色まで糸がかけられるので、多色の刺繍が可能。
・私は主にこのミシンで、グラスコード、スフィアプラス、シルクリネンネックレス、スフィアラメを縫うことが多い。
・中でも難しいのがスフィアラメで、繊細なラメ糸の糸調子を安定させるのがミシン5年目の経験でも難しいところであり、こだわっているところの1つになります。
・また000はマニュアルがある。全員が共有できるようになっていて、グーグルフォームで変更点などを簡単に送れる仕組みを作りました。
かなり豊かな内容で、これを3分間でプレゼンするのは難しいかも?
広報担当の私はこんなことを書きました。
自社SNSの運営、取材対応、行政や企業の工場見学の案内、プレスリリースの投げ込み、笠盛を社外の人達に知ってもらうための業務、を行っております。
この日は「見学者」である本社工場のみなさんにも作業をお願いしました。質問を作ることです。カサモリパークには営業、広報、ミシン、QC、物流の5つの部署があります。それぞれの部署に対して、少なくとも1つは質問を作ることです。その際、
・カサモリパークフェスに来たお客様の気持ちになって気になること
・自分の業務と比較して疑問に思うこと
を質問に盛り込んでもらうことにしました。これも記入された内容をいくつかご紹介します。
営業に対して
・新規のお客様へのアプローチはどのようにしていますか?
・いままで一番大変だった取引先はどこですか?
・どこに重点を置きながら営業していますか?
広報に対して
・000のよさをどのように伝えていますか?
・お客様からメッセージが頻繁に届きますか?
・笠盛を紹介する際、どんなところにポイントを置いていますか?
ミシンに対して
・000の商品を作るのに難しいポイントは?
・綺麗に縫うコツはありますか?
・どのくらいの大きさまでできますか?
QCに対して
・1日の生産目標や納期に間に合わせるために気をつけていることは?
・不良となってしまうアイテムのポイントは何ですか?
・納期がタイトな時、どんなことに注意していますか?
物流に対して
・お客様対応で難しいところは?
・一番大変だった修理は?
・お客様に、次に購入してもらうための工夫はしていますか?
QCは不良品を出荷しないための最後の検査をする部署です。また物流ではお客様からの000修理依頼の窓口にもなっていますので、このような質問が出たのです。
これだけ準備をしてカサモリパークの工場見学に移りました。それぞれの部署で、まずカサモリパーク側が3分間仕事の説明をします。そのあとの2分間が質問タイムです。
こうして工場見学を終えた後、見学者側、つまり本社工場のみなさんに感想を書いてもらいました。これもいくつかご紹介します。
「みんな自分の仕事についてちゃんと理解していると思った。いろいろな部署がある中でちゃんと説明できるのは凄いと思った。心に残ったのは物流のお客様との関わり合い。大変だなあ、と思う」
「短い時間の中、伝えたいことを選んで話しているのが伝わってきた。OEM(=本社工場)と同じミシンで縫っているとは思えないほど別のものを作っていた」
「メディアに露出していないことを知ることができたのでよかった」
「商品を知らない人に合わせた説明がよかった」
これで今回のスケジュールは全て終わりました。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)
















