200年企業へ —笠盛人の日第41回 OJT、の4

Aさんは?

相手も自分と同じだと考えない。
相手の良いところを見つけて伸ばし、不向きなところはゆっくり教える。

Bさんは?

理解できるまで教えてもらう。
事務でもいろいろあるので、この会社のやり方を教えてもらう。

私は?
コミュニケーションをとり、みんなに問題を共有すれば良かったのかも。
所長は?
もう少し新しい人に気を使う。
Aさんは?
Bさんが大手でやってきたこと、できそうな仕事から教えてあげる。
Bさんは?
大きな失敗はしていないので、キャリアがあることに自信を持って仕事に取り組み、大手にいたという誇りを持って自分を大切にして欲しかった。
私は?
職場の課題を分析する能力があるので、所長、Aさんと時間をつくって問題点の改善を提案したらいいのでは?
所長は?

日々Bさんに声を掛けて、個人面談をしたりすれば良かったと思います。
所内の環境を把握する。

Aさんは?

Bさんの理解度を確認しながらOJTを進めるべきだった。
教え方について第三者と相談。
相手を尊重し、良いところを褒めながら改善点を指摘。

Bさんは?

Aさん以外の人を頼る。
Aさんと所長に対応の改善を求める。
Aさんと業務以外のことでコミュニケーションをとる。
質問は細かく、ピンポイントで。

私は?

Aさんと一緒になってOJTに取り組む。
陰口に同調しない。
問題点、課題を明らかにして部所で共有。

所長は?

現場の課題を部所全体の課題と捉えて、積極的に介入する。
AさんBさんのOJTに関する話し合いの時間を設ける。
「私」が自由に動ける時間をつくる。

Aさんは?

話し方を考える。
相手目線で教えれば良かったのでは。
まずBさんと話をし、どこまでやってもらうのかの確認作業が必要。
経験者ということでハードルを上げてしまった。

Bさんは?
話を聴いて分からないところはメモする。
分からなかったところはその場で質問する。
私は?

AさんBさんの立場を理解した上でのアドバイス。
Aさんは忙しいので、「私」がちょっとアドバイスしてあげたら良かったのでは。
Bさんはできる人、という思い込みが逆効果だったのではないか。

所長は?
定期的にAさんBさんを呼んで話し合いの場を作り、どこまでできているかを把握する。
Aさんは?

教えるという意識を高く持つ必要があった。
どうすればBさんに分かってもらえるか、説明の仕方に工夫することが必要だった。
Bさんには学習意欲があるのだから、それをなくしてしまうような態度は良くないのでは。

Bさんは?

要領が悪いといっても、根気強く繰り返し聴いて実践することが大切だった。
自分が苦手な部分を理解していていれば、それを周りに伝え、克服しようとする姿勢を見せるべきだった。

私は?

「Aさんが大変でしたら、私もお手伝いします」のような、負担の分担を申し出ることもできたかもしれない。1人で教えるのは負担が大きいはずだから。
所長はこう答えると決めつけずに相談するべきだった。
「Aさんが悪い」というより、OJTを分担するべきだと打診をしたほうが良かったのでは。

所長は?
もう少し事務とのコミュニケーションを取るべき。
Aさんは?

教える側である自分の立場を理解する。
相手は経験者だから自分と同じようにできると勝手に思い込んではいけない。新しい職場では全員が新人です。
相手のペースに合わせる。

Bさんは?
Aさん以外の人から教えてもらうべきだった。
私は?

Bさんへのフォローの強化。
自分なりの指導の仕方をAさんに伝える。
外部への応援要請。
自分の仕事の効率を高め、Bさんのフォローに入る。
Aさんと分担する提案。

所長は?

全体を見なければならなかった。
Bさんの教育に協力するべきだった。
上辺だけの管理はやめるべきだった。

Aさんは?
Bさんへの期待が大きかっただけに、仕事量が増えてしまったストレスはあるかもしれないが、Bさんの話をちゃんと聴き、アドバイスができていたら違った結果になっていたかもしれない。
Bさんは?

1つ1つ確実に覚える努力をする。
今日やらねばならないことを事前に確認し、タスク管理をする。
「分からない」という一言で伝えるのではなく、こういうやり方で合っているのか確認する姿勢で聞いてみる。

私は?

もっとBさんのサポートをする。
Bさんに対し、Aさんの機嫌が悪くならないようなサポートをする。
Aさんの愚痴につきあわず、Bさんの良いところを伝えてあげられたら、AさんのBに対する見方が変わったかも。

所長は?
Aさんに対してアドバイスができるのは所長なので、適切なタイミングで言ってあげることが必要だったのでは。
Aさんは?

即戦力のつもり、というが、採用の狙いとOJTは別だと考えるといいのかも。
相手のペースに合わせて順に教える。
「さっきも言ったよね」「もういいよ、私がやるから」などと感情的な言葉を自分が言われたらどう感じるかを考える。

Bさんは?

教える側の大変さを理解し、通常業務+OJTをどうしたらこなしやすくなるかを考える。
自分の成長のために時間をつくってもらっていることに感謝する。

私は?

所長をもう少し上手に巻き込めれば良かった?
マニュアル作成を助言する。これは自分でできること。

所長は?

教える/学ぶ、それぞれの立場のあり方を事前に共有できれば良かったのでは。
所長はOJTでの指導で心がけることを所員に認識させる責任を持つ立場。うまくいっている/うまくいっていない、の現状をもう少し把握できていれば対策もできたかもしれない。
違う道に行った際に、正しい道に戻すための指導は難しい。だから、最初にみんなの共通認識を作ることが大事。

以上です。
この原稿を書きながら思いました。私たちは直近の2回、「学び上手、教え上手」を勉強しました。そこで学んだことが皆さんの文章に現れています。やっぱり、勉強はしてみるものです!

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)