「笠盛」の履歴書 — その40 おわりに

 笠盛の歴史を一言で表すと

「おかげさまで」

 という言葉になります。笠盛は色々な人達に助けて貰いながら歴史を作ってきました。

 小学校入学時、一年遅らせて入学させたいと母が先生に相談したほど引っ込み思案の私でした。それがいつのまにか徹底的に話す議論好きになり、いまでは会議で喋らないと、腹が膨れる思いがするまでになりました。さらに競争には必ず勝つと思い定め、とにかく食事は早く、飲む量も多く、がモットーです。それでも、何が一番好きかと問われれば、やっぱり人と話す事でしょうか。

 学生時代、桐生青年会議所時代の多くの仲間達がそんな私に育ててくれました。

桜井新社長

 今回、新社長になる桜井君は25歳で笠盛の面接を受け、ミシンオペレーターとして入社しました。持ち前のバイタリティーで刺繍をマスターすると、刺繍をもっと良くする提案を積極的にして笠盛の品質向上に貢献してくれました。その能力を見込んで営業に回ってもらってからは、そんな人柄がお客様に評価され、絶対の信頼を受けるようになって、営業成績では毎年一番でした。また役職が上がるにつれて周りの人達にも気を遣ってくれるようになり、励ましや指導を通じて培った社内の皆からの信頼感の厚さは、私を上回るかも知れません。

 この様な後継者を得た私は、本当に幸せ者です。

 片倉君はロンドン、パリでファッションの勉強をしたのち弊社に入社しました。持ち前の抜群のセンスの良さと世界中で営業出来る行動力で、笠盛にとって無くてはならない人間になっています。「000」を立ち上げ、現在の形まで伸ばした力は驚嘆に値します。

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)