こんにちは、笠原康利です。「ワクワク・ドキドキ〜私のスマイル経営」のWeb版をご愛読いただき、ありがとうございます。

すでにWeb版では、先に出版した本に収録出来なかったことを「追記」として書き加え、「笠盛」の歴史の概観をお伝え出来た、と思っておりました。それなのに、何故か
「何かが足りない」
と思い始めたのは2021年の年末が迫ったころです。
では、何が足りないのか。「笠盛」の起業から、笠原家4代の足跡まで書いたのに何が不足なのか?
何日かたつうちに、ふっと頭に浮かんだものがあります。
「未来だ」
書きわすれていたのは、200年企業を目指す「笠盛」の未来です。5年後、10年後、「笠盛」はどんな会社になっているのか。これから「笠盛」の未来を書きたい。
かといって、私は予言者ではありません。未来を見通す超能力の持ち合わせはありません。では、「笠盛」の未来を書くとはどういうことなのだろう?
「ワクワク・ドキドキ〜私のスマイル経営」に書いたように、「笠盛」は歴代の経営者だけでなく、従業員全員の日々の営みの積み重ねが今日を築きました。彼らは毎日の仕事を懸命にこなしているだけと思っていたのかも知れません。でもいま振り返れば「笠盛」の今日に向けて石を1個1個積み重ねていたのです。
200年企業になった「笠盛」の「今日」をいまから築き上げていくのは、いま働いている私たちです。いまの経営者、従業員の知恵、工夫、努力、汗、そしてみんなが重ねるであろう数々の失敗、そこからの挽回が「笠盛」の未来を作るのです。
だから、「笠盛」の未来を見通す力はない私ですが、「笠盛」の未来を創造する人を育てることは出来るのではないか、いや、そうしなければ「笠盛」の未来はない、とはずっと私の頭にあったことです。
「笠盛」の未来を書き残した、と書きました。しかし、未来が見えない私が書くのです。今回からお届けするのは、「笠盛」の未来を確かなものにするために積み重ねている私たちの研鑽の姿です。
企業は人の集まりです。「笠盛」も、社長、会長を始め、刺繍ミシンのオペレーター、デザイナー、コンピューターのプログラマー、営業担当、経理、総務担当など様々な人が支えています。だから、「笠盛」を200年企業にするには、少数の優れた人の力だけでは足りません。企業の力は全員の力の総和ですから、それだけでは企業の総合力はあまり高まりません。「笠盛」をもっといい企業にするには、私たち笠盛人1人1人が成長しなければなりません。
全員が昨日より今日、今日より明日と成長すれば、単純な足し算をしただけでも総合力は高まります。それぞれに成長した人同士が仕事を通して刺激し合えば、全体の成長は指数関数的なものになります。
私たちはいつも厳しい競争に晒されています。そうした企業としての総合力の向上がなくして200年企業は絵に描いた餅になります。人材育成。それがどうしても必要なのです。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)
















