こんにちは。取締役経理部長の笠原裕子です。
「主体性」については第9回で学びました。少し思い出してみましょう。
経済産業省が主催した有識者会議が2006年、職場や地域で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な知識を「社会人基礎力」(3つの能力、12の能力要素)として提唱しました。
前に踏み出す能力(アクション)
〜一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力〜
・主体性:物事に進んで取り組む力
・働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
・実行力:目的を設定し確実に行動する力
考え抜く力(シンキング)
〜疑問を持ち、考え抜く力〜
・課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
・計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
・創造力:新しい価値を生み出す力
チームで働く力(チームワーク)
〜多様な人々供に、目標に向けて協力する力〜
・発信力:自分の意見を分かりやすく伝える力
・傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
・柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
・状況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
・規律性:社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力
この12の能力要素を見ると、どれをとっても「主体性」を備えなければ実行できないことばかりです。前回「主体性」を勉強した際も、高橋はスティーブン・R・コヴィーさんの著書を参考にして
「成功に至る最初の扉、第1の習慣が『主体性を発揮する』ことなのです」
と指摘しています。
では、「主体性」とは何なのか。もう一度考えてみます。
似たような言葉に「自主性」があります。この2つは同じなのでしょうか、それとも違うものなのでしょうか。
私はこう考えました。
自主性:自分が独立して物事に当たること
主体性:自らの意思・判断で、自らが中心となり、最終責任を負い、物事に当たること
つまり、この2つの違いは
責任の所在
なのではないでしょうか。「自主性」は、あくまでやるべきとされていることを自発的に行うだけですが、「主体性」があるということは、やることが決まっていなくても自分で考えて判断し、やることを作っていくだけでなく、やめることも判断し、総ての結果の責任を自ら引き受けるとこだと、私は思うのです
だから主体的な人は、自分の価値観に基づいて行動します。対極的なのが反応的な人で、その時折の感情、状況、条件付け、環境に左右さてしまいます。だから、主体的な人は影響の輪を広げていくことができます。
こう考えてくると、私たちが「笠盛」を200年企業に育てていくためには、私たちは主体的な人間にならなければなりません。
では、それほど大切な「主体性」を高めていくにはどうしたらいいか? ここからが今日の勉強です。
といっても、私にそんな知恵があるはずはありません。インターネットを駆使していろいろなものの見方、意見などを検索し、私なりに
「この3つかな」
と思ったものをご紹介します。
①自分で考えて行動する
日ごろから自分で考え、選択するように心掛けます。たとえ失敗しても、そこから経験や知識を習得して対策を考えられれば、達成感・成功体験を積み重ねることができます。
これを繰り返すと、主体性の芽が育まれます。
②自分の意見を持つ
本やニュースなどに触れたら、まず自分の意見を考えるのです。そして「どのようなところが面白かったか」「どんな理由で同じ意見だったのか」などと考えを深めながら意見をまとめます。
周囲と意見交換したりSNSでまあ止めた考えを発信したりするのも良いでしょう。
③他責思考をやめる
トラブルを人のせいにしては、いつまでたっても主体性は育ちません。トラブルが起きたら、自ら原因や問題、解決策を考えます。
すべては自分の責任であると意識できれば、主体性を持ってトラブルに対処できるでしょう。
いかがでしょうか? この3つを自分のうちで育てることができれば大丈夫だと思います。もっとも、①はともかくとして、私たちは新聞や本、テレビを見ると、ついつい引きずられてしまうことが多いもの確かですし、読んだり聞いたりした意見、分析を、いつの間にか自分で考えだしたものと誤認することだってたくさんあります。人は自分を守りたいという本能がありますから、口にはしなくても、起きた問題の責任を他の人に押しつけて心の平安を保とうとします。
この3項目を実行するのは難しい。しかし、だから挑戦のしがいがあるのでは?
プラス思考を学んだ私たちは、そう考えています。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)
















