経営者の資質の一つに、「運のよさ」を挙げる方がいらっしゃいます。その説に従えば、「不運な男」を自称する私は経営者失格ということになります。確かに、経営をしているとあるところまでは計算出来るが、それから先は何とも見通せない、ということがあります。見通せなくても、右に行くのか、左に進むのかを決断しなければならないのが経営者という立場です。その決断がいい方に転べば「運のいい」経営者で、悪い結果が出れば、「運に見放された」経営者ということになるのでしょう。
とはいえ、私が経営者として合格しているかどうかは別として、数々の不運に見舞われてきた私にも思うところがあります。
「幸運」とはそれほど大切なものでしょうか? 確かに幸運に恵まれている経営者はやることなすことが当たり、企業を大きく発展させるかも知れません。私も経営者の端くれですから、そんな幸運が私にもあれば、と考えないわけではありません。
しかし、やることなすことが当たらない経営者は、それでも企業を何とか生き延びさせるため、ない知恵を必死に絞ってリカバリーショットを放ちます。それらが経験知として積み上がれば、いずれは幸運な星の下に生まれた経営者にひょっとしたら並べるのではないか? 「運」便りの経営ではない経営ができるようになるのではないか、と思うのです。
これから語るのは、不運な経営者の、八方破れの奮闘記、ということにでもなるのかも知れません。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)















