社員全員が社員全員のことを知る。そこから生まれるお互いへの信頼が大切なのです。
誕生日を全員で祝うようにしました。「笠盛」を、家族同様のファミリーにしようというのです。家族のために一所懸命にならない人はいません。お父さんはお父さん、お母さんはお母さん、子供は子供で、自分の家族のために努力をします。「笠盛」の全員がファミリーになれたら、みんながそれぞれ、「笠盛」のために一所懸命になってくれるはずです。
そして、みんなの能力を最大限に引き出したいと思いました。能力を引き出すカギ、それは褒めることです。豚だって褒められれば木に登るといいます。人間の能力は豚に比べれば数百倍、数千倍です。それを褒めてもらえれば、誰だって月にまでジャンプできるほどの能力を発揮してくれるはずです。
「サンクス・カード」をつくりました。何かをしてもらって嬉しい、ありがたいと感じたとき、このカードに記入してもらいます。そして4半期毎に、一番多く感謝をされた人、カードを出した枚数が1番多い人を表彰します。
感謝された回数が一番多い人を表彰するのは当然ですが、一番多くのカードを書いた人を表彰するのは、人の温かさを受け止めるセンサーが一番優れている人、という意味です。こんな敏感なセンサーを持っている人は、必ず職場を明るくします。
「笠盛」の表彰制度はもっとあります。「ベスト挨拶賞」、「ベスト笑顔で賞」。どちらも四半期毎に全員の投票で決めます。元気のいい挨拶、明るい笑顔が飛び交う職場は理想の職場です。そんな職場で毎日働いていれば誇りが持てます。そして、もっと誇れる職場にしようという自覚が生まれます。
もちろん、こんなことを始めた当初は、社員のみなさんは戸惑ったに違いありません。
「また社長が、何だかおかしなことを始めたな」
といぶかった方もいたでしょう。しかし、2年、3年と続けているうちに、「笠盛」は変わりました。みんなが変わりました。
いかがでしょう。「笠盛」の暖簾をくぐったとき、
「あ、なんか違った風が吹いているような気がする会社だな」
とお感じになった方はいらっしゃらないでしょうか?

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)
















