では、2030年の社会性とは何だろう?
これがこれまでの延長上に立てたテーマでした。200年起業を目指す「笠盛」は2030年、いまよりずっと成長した企業でなければなりません。変わり続ける世界で成長するには将来を見据え、その時々の「社会性」を身につけていなければならないと考えてのことです。
2030年に確実に、あるいはほぼ確実に起きることは何でしょう?
・日本の人口減少。3人に1人が60歳以上の高齢者に
・アジア、アフリカを中心とする世界の人口増大と、人口の都市集中
・グローバル化が進み、国境を越えた経済活動の拡大と日本の存在感の低下
・資源危機リスク、食糧危機リスク、自然災害リスク、国際政治不安、テロリズム、金融危機の存在
・AI(人工知能)やロボットなどのテクノロジーの進化と職業の変容
・価値観の変化、ミネリアル世代(1981年以降の生まれ)の台頭
以上はインターネットの情報を参考に私が拾い出したものです。暗い話が多く、中には
「そんなことは起きるはずがない!」
とお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、いずれにしても世界は変わるはずです。そんな2030年に向けて私たちは何をすべきなのか?
そして私は、その解答をSDGsに見出したのです。ご存知のように、SDGsの目標年度は2030年です。私が2030年の社会性を考えたのもそのためです。2030年までに持続可能なより良い世界をみんなの力で築こうという運動に、「笠盛人」としても「笠盛」としても積極的に参加することが2030年の社会性を身につけることではないか。これまでと同じ開発、発展の仕方では理想的な2030年が迎えられないとすれば、私たちは何をすればいいのか?
ここまでプレゼンを続けて3回目のワークショップにはいりました。
ご存知のように、SDGsは17のゴールを掲げています。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な行動を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
私はこの17の目標を3つのグループに分けました。
まず、社会システムに関係するグループです。①②③④⑤⑦⑪⑯
次は自然環境に関連するものです。⑥⑬⑭⑮
最後に経済に関わるもの。⑧⑨⑩⑫
⑰はすべてに共通するものとして真ん中に置きました。その上で、参加者全員に、自分が個人的に興味や関心があるグループの前に立ってもらいました。その際私語は禁止し、自分だけの考えで選んでもらいました。
3つのグループで人数の多い少ないはありあましたが、それは仕方がありません。それぞれのグループ内で各人に、何故そのグループを選んだのか、個人としてどんな問題意識、願いがあるのかを発表してもらいました。この時は、自然環境に関心を持つ人達が最大グループとなりました。
それが終わると、自分たちが所属している組織、あるいは地域に関係しそうだと思うグループを選んでもらい、前と同じように選んだ理由、問題意識、願いをグループ内で発表してもらいました。そして3つのグループそれぞれに、何とかしたい課題を1つだけ選んでもらい、
・自分たちの無意識、無自覚な行動、ついついやってしまっていることが選んだ課題を悪化させているとすれば、それは何か?
・その行動の背景にはどんな無意識の思い込みがあるか?
を話し合ってもらい、付箋に書いて壁の模造紙に貼りだしてもらったのです。今度は経済が最大グループになりました。中でも「⑫つくる責任 つかう責任」が大きく関心をひいたようで、これはものづくりの会社である「笠盛」としては嬉しいことでした。
最後に、最終的にできたグループ内で、壁の付箋を見ながら、SDGsの達成に必要な私たちの意識と行動はなんだろう、をテーマに20分ほど話し合ってもらいました。

1948年3月18日生まれ
好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分)
嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分)
得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分)
苦手:指相撲、妻(多分)
似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)















