200年企業へ —笠盛人の日第27回
売上&利益②、の3

5回の席替えを終えて出来た表形式のまとめの例を示します。
一番左、「業務・作業・課題」とあるところが、各班で3つに絞った改善すべきテーマです。班内で話し合った結果、「改善・実践内容」も幾分変わっています。そして「他部門に改善・実践をお願いしたいこと」が付け加わっています。最後の「他グループからのフィードバック」は5回の席替えで、他の班から寄せられた意見です。

まず、OEM部門のある班の例です。

業務・作業・課題
(部門内)
改善・実践内容
(分門内で出来ること)
他部門に改善・実践をお願いしたいこと 他グループからの
フィードバック
進行準備 時間のロスをなくしスムーズに進行する 事前情報 スムーズな進行には事前準備と情報の共有が必要だと思います

スケジュールを組む

仕様書を使う

現場の人の意見を入れて最低限必要な情報の共有フォーマット化

仕様書を置く棚を作ってしまう

ミシン担当者も、縫った時の情報をスリエに詳しくメモしておくとなお良さそうです

サンプル時に量産のことを考えて修正を入れたり、記録を残したりして共有することがOEMでも000でも大切ですね

パンチ(ハシリ)進行 スムーズに進行できるよう準備しておく 期限の明確化
試打ち 試打ち・サンプル時に修正を入れることで縫いやすく修正する 縫った画像を残す。スリエに記入

※スリエ:刺繍ごとに形、色、ステッチ数、サイズなどを記入したデータシート

次は000部門の例を見て下さい。

業務・作業・課題
(部門内)
改善・実践内容
(分門内で出来ること)
他部門に改善・実践をお願いしたいこと 他グループからの
フィードバック
・5S(データ)
・インデックス化
データを探すのに時間がかかる
・タイトルをつける⇒検索しやすいようにする
・インデックスNoをつける(or日付)
・画像の整理整頓
・階層をつくる(ルール決め)
・スラックの使い方
(簡潔に!)
・画像データにタグつけ?

・ルール決めと共有でムダを無くす

 

 

急ぎの時は口頭伝達も必要ですね

 

 

 

 

販売戦略の推進

新人さんとの意見交換

ミシンと仕上げ工程が含まれる価格設定

人材不足
人手不足
(業務過多)
・電話対応
・事務作業に時間を取られる
・Bot AI
・社内連絡はなるべくスラックを活用
・予測変換を使う
期限の明確化
単価を上げたい
・利益率の高いものが売れるような施策
・客単価UP
・受注生産
・付加価値
・B to Bアンケートで市場の需要を把握
・アイテムの種類を増やす
・セット購入のお勧め(重ねつけイメージの共有)
・店頭のフォロー
縫った画像を残す。スリエに記入

※5S:整理・整頓・清掃・清潔・習慣
Bot AI:チャットボット(人工知能を使った自動会話プログラム)
重ねつけ:複数の「000」を身に着けたり、他のアクセサリーと「000」を組み合わせたりすること
スラック:社内用のSNS

ワークショップが終わったら、こんなまとめの表が班の数だけ、つまり8枚出来ました。刺繍業という私たちの仕事についての生産性向上アイデアですから、くだくだしくすべてをお見せすることは避けて2枚だけにしました。違った業種では違ったまとめになると思います。今回の私たちの取り組み方をご理解いただき、何かの参考にしていただければ幸いです。

ABOUT US
笠原 康利
1948年3月18日生まれ 好き:仕事、ワイン、落語、漫才、みんなの笑顔、家族、妻(多分) 嫌い:仕事、ホルモンのシロ=噛みきれないので、妻(多分) 得意:笑顔、プログラミング、早食い、経営(多分)、妻(多分) 苦手:指相撲、妻(多分) 似ている芸能人:藤山寬美、キムタク(多分)